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チチカカ湖を望む絶景のロッジ:インカ発祥「太陽の島」

天空の湖チチカカと“太陽の島”

標高3800mに広がるチチカカ湖は、まるで海のように広大です。インカ時代の雰囲気を今も残す島々が点在するチチカカ湖で、特に有名なのが「太陽の島」でしょう。
兵庫県と同じくらいの面積のチチカカ湖は西半分の6割がペルー領で、東半分の4割がボリビア領です。「太陽の島」はチチカカ湖東岸のボリビア領にあります。

インカ発祥の地「太陽の島」

太陽の島の歴史は古く、紀元前2000年にまで遡ります。インカ以前の先インカ時代から人々はここに暮らしてきました。後にインカ帝国はこの島を聖地と定めたことから、インカ発祥の地と呼ばれています。チチカカ湖以西に住むケチュア族、チチカカ湖以東に住むアイマラ族にとっても、この島は聖なる島と考えられています。

聖地と言っても、この島は今でもとても素朴な島です。島にはいまだに車道はなく、物流は人力かロバです。小さな島ですが、丸い山のような形をしているので、村に行くには坂道を登る必要があります。斜面には古代から使われている石畳の道を歩きます。島中の斜面は畑として段々畑が何百段も連なります。石畳の道も段々畑の石組も全て古代から続く遺跡のようなものです。
畑を耕せば、古代の遺物はざくざくと出て来るそうです。島の人々は古代から続く畑で生計を立てていて、民族衣装を身にまとっています。夕方には、家の煙突から煙が上がります。ガスが通っていないないので、今も薪で火を興しているのです。人々の素朴な生活風景を望めるのも「太陽の島」の魅力です

絶景のロッジに泊まり、山と星を望む

太陽の島の小さな港から村までは、斜面を歩いて登る必要がありますが、宿からの景色は絶景です。湖の向こうに屏風のようにアンデス山脈の支脈レアル山群が連なります。夕日の時間、名峰イヤンプーやアンコウーマは橙色に輝きます。島にはネオンがないので、夜は真っ暗です。島から望む星空も素晴らしいです。朝日の時間には、東の彼方に見えるラパス近郊のイリマニ峰が美しいです。

「太陽の島」のモデルプラン

「太陽の島」は日帰りで来るのが一般的ですが、できれば1泊したいところです。この島だから見れる絶景は、夕日から朝日にかけてだからです。

ペルーのクスコ・マチュピチュ方面から陸路で来る場合、ラパスへの途中で「太陽の島」に立ち寄ることができます。ボリビアのラパスから来る方が一般的です。乾季のウユニ塩湖とセットにしてこの島に来るのをお勧めします。

関連ページ:ボリビア「太陽の島」

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