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映画「モーターサイクルダイアリー」:チェゲバラと母国アルゼンチン

ロードムービー「モーターサイクル・ダイアリーズ」

映画「モーターサイクルダイアリーズ」は、チェ・ゲバラが南米大陸の抱える矛盾を肌で感じて、行く行くはキューバ革命に身を投じることになる“放浪の旅”を題材にした「ロードムービー」です。

ゲバラが生まれ育った時代は、第一次世界大戦と第二次世界対戦で、ヨーロッパが疲弊していた時代に当たります。
一方、南米大陸はこの時代を無傷で過ごし、むしろヨーロッパへの輸出で繁栄を享受していました。
特に繁栄した国が、アルゼンチンです。

アルゼンチンはイタリアとスペインからの移民が人種構成の大半を占める白人の国であることから、首都ブエノスアイレスは“南米のパリ”と呼ばれるほどに、とてもヨーロッパ的に発展して行きます。

その時代のアルゼンチンには、「南米の盟主」としての自覚が世相にあったのではと思います。

そうした世相の中で、若きゲバラは放浪の旅に出て、南米の抱える矛盾の解決に“無私”で挑んでいくことになったのでしょう。

そんな意味で、とても“アルゼンチン的な”自覚の伏線に、“チェ・ゲバラ”が誕生したのかもしれません。

広い南米大陸は、国によって、人種や文化の構成が大きく異なります。
複雑な状況が絡み合いながらも、スペイン語という共通言語の下で大きく連帯して、一つだが多様な文化圏を形成して今に至るのではと感じます。

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パタゴニア
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