Loading

風景写真家・松井章のブログ

グランドキャニオン・トレッキング②:円形劇場のキャンプへ

1.jpg
2.jpg
グランドキャニオンの谷底、コロラド川の渓谷に流れる時間は独特です。
数百メートルの絶壁の渓谷に差し込む光線は、この世ならぬ美しさを演出します。細かい粒子の砂浜に座り込み、静寂に川の音だけが聞こえる。
ひとたび川を背にすると、トレイルは一気に登りとなります。地層が花崗岩から何種類もの堆積岩の層へと変化していきます。陸上に生物の存在していない12億年前から、陸上に昆虫と両生類が繁栄した約3億5千万年前の地層へ上がります。
2日目の目標は、標高1200mです。最深部へ下る大地の割れ目の一歩手前は、台地状になっていています。グランドキャニオンの“中段”に当たります。
その中段のキャンプは、サウスリムの大岩壁にぐるりと囲まれています。見事な円形劇場(アンフィシアター)を見上げる展望が三方を占め、もう一方の展望はグランドキャニオンの峰々が延々と遠く連なります。
クリークの灌木林の中にテントを張り、天候の改善を待ち、大展望のプラトー・ポイントへ。
4.jpg
5.jpg
6.jpg
7.jpg
8.jpg
9.jpg
10.jpg
11.jpg
12.jpg

グランドキャニオンのキャンプ:ファントム・ランチ

グランドキャニオン・トレッキング③:プラトー・ポイント

関連記事

  1. グランドキャニオン④:朝日に輝くサウスリムの岸壁

    2015.05.02
  2. アンテロープ・キャニオン:光芒の作り出すアート

    2015.04.28
  3. ホノルルマラソン2024を走る・歩く

    2024.12.17
  4. グランドキャニオンのキャンプ:ファントム・ランチ

    2015.04.29
  5. フォト・ギャラリー「アメリカ」:新ページのご案内

    2020.05.11
  6. 【アンテロープキャニオンの光芒】渓谷に射す一瞬の絶景を撮影する

    2020.05.20
パタゴニア
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP