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南米最高峰アコンカグア:南壁を望む大展望の谷へ

アンデス山脈と最高峰アコンカグア

アンデス山脈は南米大陸を南北に約7000km背骨のように縦断しています。このアンデス山脈における最高峰がアコンカグア(6960m)です。

南北7000kmにおけるだいたい中央の約3000kmの部分が最も高く聳え、多くの名峰が集中しています。赤道直下のエクアドルから、ペルーを縦断して、アルゼンチン・チリの国境線に沿い、南緯32度のアコンカグアまでの区間です。

大草原を歩き、アコンカグアを目指す

アコンカグアで最も迫力ある展望は、南壁です。南壁は山頂から約2000mも切れ落ちる大岩壁です。この南壁の展望台の標高は4200mで、最小でも3泊4日のテント泊トレッキングで往復することになります。

このトレッキングでは、アンデス山脈らしい荒涼とした風景を望めることも魅力です。

標高2980mの登山口から、高山性の草原地帯「パラモ」を歩きます。すでに森林限界を越えていますので、視界を遮る物はなく、草原の彼方にアコンカグアを望みながら歩きます。

標高3300mのベースキャンプ・コンフルエンシアで宿泊です。このベースキャンプは、アコンカグア登頂者のためのテント村です。

ドーム型の食堂テントを中心にトイレや水道も完備していて、12~2月の登頂シーズンには常に100人以上の人が滞在しています。

ベースキャンプで望む風景


トレッキングでも、ベースキャンプには少なくとも3泊は宿泊します。

キャンプでの滞在時間もそれなりにありますが、写真が好きな人には撮影する被写体には困らないでしょう。

山頂部だけ顔を出すアコンカグアを始め、周囲は迫力ある山にぐるりと囲まれています。

朝焼けや夕焼けの時間には、それらの山々は美しく照らされます。

夜には、満天の星空が空を覆います。

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大迫力の展望、標高差2000mのアコンカグア南壁


ベースキャンプから南壁展望台に行くには、キャンプ常駐の医師によるメディカルチェックを受診します。医師のチェックを得た後に出発です。

ここから先は、荒涼とした月面世界のような風景となり、植物は小川の近くなど、限られた場所だけに生息しています。

動植物の気配が著しく減り、風の音以外には静寂が支配する場所となります。

空を見上げれば、黒いほどに青い大空が広がります。太陽の紫外線も強烈な厳しく、次第に厳しい世界となっていきます。

富士山の山頂を越える標高となれば、酸素の薄さもつくづく感じられます。

荒涼とした岩だらけの斜面を登っていくと、アコンカグアの南壁が少しずつ顔を出してきます。アコンカグアから流れてくるオルコネス氷河は間近に望めるほどに近いです。

オルコネス氷河はアコンカグアの南壁から崩れてくる岩石や土砂に覆われているので、一般的な氷河のように美しくはありません。

とはいえ、土砂のところどころから、青い氷の断面が顔を覗かせています。標高は4200mに達し、遠く展望台の標識が見えてくるでしょう

展望台から望む南壁の迫力は、アコンカグア山麓において最も美しい展望台です。登頂のルートでは南壁の西側を巻いて登るので、これほどの展望を望むことはないからです。

登頂するグループも、この南壁展望台には高所順応の一環として1日かけて往復しています。

トレッキングや山岳写真の撮影の目的地としても、アコンカグア南壁は最適です。
高所でのテント泊と歩行さえできれば、特別な技術は無しに訪れることができるでしょう。

関連ページ:アコンカグア

フォトギャラリー:アルゼンチン


南極の氷海に浮かぶ氷の神秘

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