Loading

風景写真家・松井章のブログ

アンデス高原鉄道① 古都クスコから天空のチチカカ湖へ

1.jpg
2.jpg
チベットの西蔵鉄道に次いで、世界で二番目に標高の高い鉄道「アンディアン・エクスプローラー号」は、ペルーの古都クスコとチチカカ湖畔のプーノを繋ぐ豪華鉄道だ。
正確に説明すると、世界で二番目にカウントされる根拠は、最高地点・ラヤ峠が4,320mを通過するからだ。ボリビアやアルゼンチンにも高原鉄道はあるのだが、僅差ながらラヤ峠の方が高い。
この区間はバスで移動することも可能だが、鉄道(週3便のみ運行)の方が漫喫できるだろう。
鉄道の旅には、車には無い“旅情”があると思うからだ。
バスでは約7時間前後で行く行程を、鉄道では約10時間かけて移動する。
列車の最後部は展望車になっていて、カフェではフォルクローレの演奏やダンス・ショーも行われる。
そして、なによりも車窓から望む景色が魅力だ。
アンデスの高原と広い空を眺めて、そこに住む人たちの生活風景を、鉄道ならではの視点で垣間見ることができる。
道行く人と通り過ぎる一瞬に目が合うような時があれば、同乗の欧米人と会話が盛り上がり仲良くなる時もある。
鉄道独特のペースで、そんな一日を過ごせば、否が応にも“旅情”は掻き立てられるのだ。
3.jpg
4.jpg
5.jpg
6.jpg
7.jpg

マチュピチュ遺跡で朝日を待つ-撮影ツアー

アンデス高原鉄道②:過ぎ行くアルティプラーノの景色

関連記事

  1. 聖なる谷・ウルバンバから、鉄道でマチュピチュへ

    2015.07.30
  2. アンデス高原鉄道③鉄道に流れるフォルクローレのしらべ

    2015.08.09
  3. トレッキング・登山に最適:パタゴニアの2つのレインウェア

    2017.04.13
  4. 中南米「新型コロナウィルス」の対策・状況の最新情報2/28

    2020.02.28
  5. ペルーの名峰アウサンガテとアルパカの楽園

    2024.07.01
  6. ブランカ山群・ウルタ谷で望むアンデスの大展望

    2015.07.10
パタゴニア
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP