Loading

風景写真家・松井章のブログ

満天の星空を撮影:チチカカ湖「太陽の島」

1.jpg
2.jpg
夜の暗闇が訪れると、チチカカ湖の夜空は満点の星空だった。
東の空に“天の川”が現れると、宿の庭に三脚を据えて、じっくりと星空に向き合う。
その前の夕食時に、ボリビア産の“Aranjuez”というワインをいただいたので、3杯ほど飲んでいた。高所なので酔いの回りが早く、おかげで星空撮影の時には、アンデスの初冬の寒さをあまり感じずに臨むこととなった。
撮影した写真を見ようと小さなモニターを覗き込むと、チチカカ湖の東側に光が写りこんでいることが分かった。一番大きな光は、約120キロほど東にある首都ラパスだ。
そして、湖岸に沿って、小さな光がポツポツと写っている。一見すると真っ暗で無人に見えるチチカカ湖沿岸には、予想以上に多くの人の暮らしがあったのだ。
時間が経つにつれて、レアル山群の周りに雲が湧いてきた。
月の光が足りずに、“月明かりに浮かぶレアル山群”を写せなかったのは少し残念だった。
星空撮影を始め、日没や朝焼けの写真を撮るためには、どこに宿泊するかが最も重要だ。
現場には最も近く、展望を遮る障害物が少ない、そのような条件の良い場所をベースにして、撮影にじっくりと取り組みたいものだ。
3.jpg
4.jpg
5.jpg

チチカカ湖「太陽の島」から望む、レアル山群の夕景

チチカカ湖・太陽の島から望むレアル山群と朝焼け

関連記事

  1. ウユニ塩湖を貸切る:キャンピングカー「エアストリーム」滞在

    2018.12.13
  2. アタカマ高地-ウユニ塩湖からラグーナ・ベルデへ

    2015.12.15
  3. 【悠久の南米大陸】NHKラジオ「まいにちスペイン語」10月号

    2021.09.18
  4. 【ウユニ塩湖】「塩のホテル」の残室状況(2/18&2/19)

    2012.10.30
  5. 雨季・ウユニ塩湖:“天空の鏡”のベストシーズン到来

    2018.11.05
  6. ボリビア日本人移住地訪問記(2)コロニア・オキナワとサンフアンへ

    2025.01.25
パタゴニア
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP