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海水が凍り始める
南極半島では、午後になると曇り始めることが多い。
太陽が隠れると気温は一気に下がり、氷点下になる。
零下5度くらいだったろうか。
海水温は零下1.8度を超えると、海水面の真水の部分が凍り始めます。
まるで魔法を見ているように、水面に小さな氷が現れてきたのです。
これからさらに長時間も冷え続ければ、きっと海氷と呼ばれる一種の流氷へと成長するのでしょう。
夏なので、陽が出れば溶けてしまいますが、刻々と変化する極地の事象には驚きばかりです。
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南米を始め、南極などの「地の果て」で撮影した写真を1冊の写真集にしました。