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エベレスト展望トレッキング:ナムチェからタンボチェへ

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ネパール・ヒマラヤの乾季は、11月上旬~4月下旬です。
1月・2月は乾季ですが最も寒い季節。
3月から徐々に気温は上がり、春を迎えます。

インド洋からモンスーンがやってくる前、5月上旬までが、トレッキング・シーズンです。
4月は、シャクナゲも見れます。

ナムチェを基点に、シャンボチェ展望台でエベレストを望むのが一つの定番ですが、さらに一つ奥に行くと、付近の山岳展望の迫力も一段と増します。
ナムチェで2連泊して高所順応を行い、タンボチェで2連泊するのが理想的です。

目指すは、タンボチェ(3860m)です。

ナムチェからは、谷を一つ挟んだ対岸の尾根上にあるので、ナムチェからタンボチェには徒歩6時間ほど必要です。
午前中は谷に下り、午後はひたすら登りです。
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ナムチェ以遠は、徐々に村の数が減ってきます。
前方に、エベレスト、ローツェ、アマダブラムを望みながら歩きます。

谷に下りるにしたがい、エベレストはいったん見えなくなります。
谷底からタンボチェの丘へ、約2~3時間ほど登り、タンボチェの峠に着くと、劇的にに視界が開けます。
さらに大きくなったエベレストを望めるでしょう。

タンボチェ宿泊のメリットは、抜群の山岳展望です。
村の周りは、ぐるりと山に囲まれています。

タンボチェの東には、タムセルク(6618m)、カンテガ(6783m)を間近に望めます
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そして、北側には、屏風のようなローツェの岸壁から、エベレストが顔を出しています。
その右のアマダブラムも一段と迫力が増しています。
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西を望めば、シェルパ族の聖なる山・クンビラ(5765m)です。

タンボチェは正確には村ではなく、“タンボチェ寺院”です。
尾根上にあるため、生活をするには水の確保に問題があり、本来はクンビラ山を崇める寺院だけがありました。
近年のトレッカーの増加に伴い、宿が数軒立ち、トレッカーのための基点として利用されています。
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タンボチェはチベット仏教の信仰の対象であるため、大きな寺院が立ち、今も多くの僧侶が祈りをあげています。
峠には、「オムマニペメフム」と梵字で刻まれた石板が山のように積まれています。

その上に、五色の旗・タルチョーがはためきます。
青・白・赤・緑・黄の五色は、天・風・火・水・地を表します。

“仏法を世界に広げるために、祈りを風に託す。”
チベット仏教では「風」がとても重要なのです。

旗に描かれる馬は、“風の馬”、ルンタと呼ばれます。
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翌日は、タンボチェ滞在日。

日帰りの装備を持って、午前中はハイキングします。

標高差は300mほどですが、視点はぐんぐん上がり、展望はさらに良くなります。
眼下には、タンボチェ寺院を望めます。

そして、前方には、エベレスト、ローツェ、アマダブラムが聳えます。
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3時間ほどのハイキングを終えて、午後はタンボチェにのんびりと滞在。
運が良ければ、寺院の中で読経を見学することもできます。

夕方は、周囲の山が夕日に照らされる時間です。
宿から直接、エベレストやローツェの8,000m峰を望めるのが、タンボチェの最大のメリットなのです。
●ローツェ南壁とエベレスト
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●アマダブラム
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●トレッキングの基点・ナムチェ
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