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風景写真家・松井章のブログ

ボリビア最高峰サハマ山|標高6,542m、氷河をいただく聖なる火山

大草原にそびえるボリビア最高峰・サハマ山

アンデス高原(アルティプラーノ)は、ナスカプレートと南米プレートの衝突によって隆起した巨大な高原です。その西の縁にあたるのが、ボリビアとチリの国境に位置するサハマ山です。
太平洋側から沈み込むナスカプレートの影響で、この地域には円錐形の火山がいくつも並びます。サハマもまたそのひとつであり、標高6,542メートルを誇るボリビア最高峰です。

サハマ山は南緯約18度、赤道からおよそ2,000キロ南に位置しています。熱帯に近い緯度でありながら、標高6,542メートルに達するその頂は氷河に覆われています。緯度の温暖さよりも、標高の高さが気候を支配しているのです。

山麓に広がる草原は、すでに標高約4,500メートルに達しています。さらに2,000メートル以上も突き上げる火山体は、地平線の彼方から突然立ち上がるようにそびえ立ちます。

この高度に森林は育ちません。乾いた大地と硬い草が風に揺れるのみの防爆とした大地は、まさにアンデス高原(アルティプラーノ)の典型的な風景と言えるでしょう。
しかし、ここには奇跡のような山があるために、山頂を覆う氷河はゆっくりと水をs峰玄に供給し続けています。その水が、草原に命を与えているのです。

厳しい寒さと乾燥の中にあっても、氷河の恵みによって草は育ちます。その草を食むアルパカにとって、サハマ山麓は理想的な放牧地でした。山岳民族・アイマラ族もまた、遠い昔、数千年前にアルパカとともに、この地に根を下ろしました。
地球の力が隆起させた火山と、氷河がもたらす水。
その循環の中で、途方も無い時をかけて、淡々と営々と、アルパカの楽園は形づくられてきました。

松井章 写真展「アルパカ ~アンデスの民と生きる~」

アルパカの起源|アンデス高原で続く6000年の営み

なぜアルパカには上の前歯がないのか ― 標高4000mに生きるための進化

アルティプラーノとは —アルパカと人が生きるアンデス高原

「CP+ 2026」写真を展示中です

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