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アラスカの原野を歩く「キャンプ・デナリ&カリブー・ロッジ」ツアー報告


一足先に秋を迎えるアラスカにて、北米最高峰デナリ山麓を歩くツアーに同行してきました。アラスカの原野の2つのロッジに滞在しながら、現地の自然を堪能する「アンディーナトラベル・クラブ」添乗員同行ツアー企画です。

交通手段の大半は、アラスカ鉄道とセスナ機にて移動しました。車で移動するよりも、鉄道とセスナ機で移動することで、より深く旅情を味わえるからです。

荒天に苦戦するも、北麓のキャンプ・デナリと南麓のカリブー・ロッジに滞在しながら、北米最高峰デナリ(旧名:マッキンリー)の南北の両面を、なんとか展望することができました。

アラスカの伝説のロッジ:キャンプ・デナリ

北麓のキャンプ・デナリは、アラスカで最も有名なロッジです。予約は1年前から満室になることがあるほどです。かつて星野道夫と親交のあったシリア・ハンターとジニー・ウッドが建設したことでも有名です。デナリの山岳展望は、ここからが最も良く、標高差5000mに及ぶデナリ山塊の迫力は、キャンプ・デナリならではの特権です。

デナリ山麓では、ツンドラの原野に入り込み、スポンジのようにふわふわの地面を歩きます。熟したブルーベリをつまみながら、カリブーの辿った道を歩く、アラスカならではのワイルドなハイキングです。

デナリ展望フライトと氷河着陸

キャンプ・デナリから南麓のカリブーロッジへ移動する間に「デナリ展望フライト」も実施しました。やはり束の間の晴れに恵まれて、デナリ南峰・北峰を間近で望む大迫力のフライトとなりました。

山頂付近を旋回した後に、標高2000mのエルドリッジ氷河に無事に着陸。氷河上で、岩峰に囲まれた円形劇場(アンフィシアター)の絶景も楽しみました。

ツンドラの原野のロッジ:カリブーロッジ

南麓の「カリブー・ロッジ」は、水上飛行機でアクセスする、わずか3部屋限定のこだわりのロッジです。ロッジは、半径10km以内は無人のツンドラの原野にあります。アクセスする道路はなく、湖に着水できるセスナ機が生命線です。

ロッジの名前の通りに、野生のトナカイ「カリブー」を至近距離で何頭も観察しました。内の一頭は巨大な角を持つ“長老レベル”のカリブーでした。

ヘラジカのムースであれば森に多く生息しているのでわりと簡単に遭遇するものですが、カリブーに遭遇できる機会はそう無いものです。ツンドラの原野を彷徨するカリブーを見るには、滞在先のロッジもツンドラの原野にある必要があります。
カリブーロッジでは、キャビンからカリブーを見つけられるほどに、野生動物に近いウィルダネスに建つロッジなのです。

荒天の間隙を突いて現れた束の間の夜空では、幸運にも、全天を覆う巨大なオーロラも見ることができました。北斗七星と北極星が瞬く夜空の下、オーロラの光は薄い曇り空をも貫いていました。広角での撮影のため小さいですが、北米最高峰デナリの上に瞬くオーロラです。日没は21:30なので、暗闇は00:00過ぎにやっと訪れます。1:30に起床した価値はあったことでしょう。

キャンプ・デナリのキャビンでは、夜は薪ストーブを焚くほどに、既になかなか寒くなっています。
地平線まで続くツンドラで、無限に実るブルーベリーを食べながら、贅沢な避暑の旅企画でした。

アラスカ個人旅行:専用ページ

弊社では、アラスカのツアー企画も手配します。
2名様からの個人旅行の手配でも、現場の交通機関も切れ目なく手配しますので、全てお任せいただけます。
南米旅行の次に、アラスカの旅をおすすめします。
●アラスカ専用ページ:https://www.andina-travel.com/world/alaska/

アンディーナトラベル・クラブ

アンディーナトラベル・クラブでは、会員限定の添乗員同行ツアーを企画しています。
ご興味のある方は、ぜひトラベルクラブにご入会ください。
アンディーナトラベル・クラブ

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