Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの大草原にある牧場「エスタンシア」とは

桁違いのスケールの牧場「エスタンシア」


パタゴニアの大草原では、空があまりにも大きくて、視界の大部分が空で占められます。
この大草原はほぼすべてが私有地だと聞くと、驚くのではないでしょうか。

牧場という単語を聞くと、のどかな牧草風景や牧舎をイメージするものですが、パタゴニアの牧場には過酷な環境の下で、桁違いのスケールの自然が広がります。

牧場の中には山脈や氷河も含まれていて、カウボーイ「ガウチョ」は遊牧民のように野営をしながら、牧場内で放牧をしています。
南米大陸のあちこちにある大牧場のことを「エスタンシア」と呼びます。

南極に近い寒冷な気候から、パタゴニアのエスタンシアでは、羊が放牧されています。
約150年ほど前に、パタゴニアに自生するイネ科のコイロン草が、羊の好物であることが発見されたからです。

もともとは荒野として打ち捨てられていて、アルゼンチン政府もチリ政府も見向きもしなかった土地が、世界的な羊毛の需要により、たちまちの内に牧場として分割されました。その面積は日本の3倍以上に及びます。
この時代のパタゴニアの好景気を「ウール・ラッシュ」と呼びます。

今では、化学繊維の台頭により羊の飼育数は減少していますが、人口よりもはるかに多くの羊が放牧されています。
パタゴニアでは山や氷河が主役ですが、大草原に滞在することも重要な醍醐味です。

パタゴニアの牧場「エスタンシア」:関連記事集

パタゴニアの牧場「エスタンシア」:関連記事集

ボリビア日系人の皆様と昼食会

ハワイ・カウアイ島の絶景:緑深い“ガーデン・アイランド”

関連記事

  1. アルゼンチンの牧場① 毛刈り 

    2011.04.21
  2. 写真展「ボリビアを知ろう」8/31まで開催中です

    2024.08.18
  3. パタゴニアの草原の町・カラファテにて

    2025.12.07
  4. パタゴニア先住民の美しい神話:カラファテの実と魔法

    2021.07.09
  5. フィッツロイ山麓の清冽な水を飲む

    2015.05.06
  6. 春の房総半島へ:館山海岸と安房神社の桜

    2025.04.09
パタゴニア
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP