Loading

風景写真家・松井章のブログ

数万匹のワニ:ボリビア・アマゾンのヤクマ自然保護区

1_edited-1.jpg
8.JPG
ボリビアの首都ラパスから、国内線で1時間。4,000mのアンデス高地から一気に標高を下げて、アマゾンの源流域へ、機内から見る景色はみるみる変わっていきます。
ヤクマ自然保護区のジャングル・ロッジに宿泊しながら、ボートで野生動物を観察します。
太陽が真上に位置する頃、狭い川の両側には、ワニがいたるところに現れます。まさに無数のワニ。数えることができない数のワニがいるほどです。中米やその他のアマゾンで、ワニを目にする機会は何度もありましたが、ヤクマ自然保護区のワニの量は圧巻です。
そのような不思議な光景にも慣れてくると、徐々に保護色のワニは風景の一部として溶け込んでいきます。
ここは野鳥の天国でもあり、見上げれば常に鳥の姿を目にします。基本的に、サイズが大きい。
アマゾンならではの、とろっとした水に波紋が広がる時、そこにはピンクイルカもいるかもしれません。船頭を務めるガイドは、飛び込んで一緒に泳ぐといいといいます。
茶色く濁った水は透明度が全くなく、どこにイルカがいるのかもわからず、不気味に凪いだ水面を前にして、一瞬ひるんでしまいます。ピラニアやワニがひそんでいることを思うと、少し飛び込むには勇気がいるからです。
そんなアマゾン川に思い切ってダイブした時に、遠くに険しく存在していたアマゾンが、少し身近に感じられるようになります。
2.JPG
3.JPG
4.JPG
5.JPG
ジャングル・ロッジに滞在
6.JPG
熱帯の夕陽は、燃えるように一瞬
7.JPG

外国人を連れて富士山の頂へ:インバウンド

ペルー:10ドルで、原生自然の保護「カーボン・オフセット」

関連記事

  1. アルパカ放牧の朝:パリナコタ山麓にて

    2025.11.18
  2. 南米における日系移民の歴史

    2021.12.29
  3. ボリビア移住の歴史を学ぶ-『ボリビア開拓記外伝』

    2024.02.03
  4. 再び、「125年の絆 -日本で活躍する中南米の日系人の今日-」中谷吉隆さん写真展…

    2024.10.12
  5. 標高4000m “天空の都市”ラパスの成り立ち

    2022.10.08
  6. ラパス日本人会を再訪しました

    2025.10.02
パタゴニア
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP