Loading

風景写真家・松井章のブログ

乾季ボリビア・ウユニ塩湖:塩の大平原の奥地の幻想的な風景

乾季ボリビアのウユニ塩湖へ

ウユニ塩湖といえば雨季が注目されてしまうが、乾季は欧米人に非常に人気のある季節です。

乾き切った塩の大平原が地平線まで続き、まるで同じ世界と思えないような青空の「青」と塩の「白」だけの世界を何時間も疾走する。
サングラスがなければ雪目になってしまうほどに、標高3800mの太陽の光は強烈に反射する。

数時間ほど何もない塩原を走ると、蜃気楼に浮かぶ幻の島もあったりするが、遠くに徐々に島が見えてくるでしょう。この島「インカワシ島」は古くから聖なる島として崇められていました。
島はびっしりとサボテンに覆われている。

インカワシ島に上陸して高台に登ると、果てしなく真っ白に広がるウユニ塩湖を望めるだろう。

雨季は冠水しているが、乾季はウユニ塩湖の奥深くまで入り込める。

乾季のウユニ塩湖ならではの魅力は、黄昏や黎明の時間帯の色彩変化にもある。陽が地平線に没した時間、あるいはいま陽が昇ろうとする前の時間は、世界は静寂に満ちて、光の色温度は魔術的に変化する。

濃紺・紫・橙色に、薄闇に浮かぶ塩原と空は微妙な色彩で変化していく。
少し目を離してしまうと見逃すような微細な魔術的な瞬間なのだ。

関連ぺージ

ウユニ塩湖:デラックスキャンパー

オーロラのように幻想的なパタゴニアの雲:朝日・夕日

インカ文明の星座:暗黒星雲とアンデス神話

関連記事

  1. ラパスの展望台で望む、霊峰イリマニの日没

    2016.01.26
  2. 「100年に一度だけ咲く花」プーヤ・ライモンディ

    2022.09.17
  3. アンデスに舞う世界最大の巨鳥コンドル

    2025.05.09
  4. 日本の夏を象徴する花火:日本人の美と世界観

    2020.06.15
  5. サグラダファミリア教会とサンタ・カテリーネ市場にて

    2025.03.18
  6. “虹の谷”ウマワカ渓谷のプルママルカ村へ:アルゼンチン北部サルタ地方

    2019.07.26
パタゴニア
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP