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風景写真家・松井章のブログ

聖なる木|ボリビア・チキタニア地方の聖地へ

チキタニア地方のチョチス聖堂

ボリビア東部、チキタニア地方。
赤い岩山の麓に、チョチスの聖堂は静かに建っています。

この聖堂に足を踏み入れると、まず目を奪われるのは木の彫刻です。
柱や壁、祭壇の装飾には、聖人、動物、植物、そして人々の表情が刻まれています。

それは単なる装飾ではありません。
キリスト教の祈りでありながら、同時にチキタノの人々が古くから抱いてきた自然観、生命観、世界観でもあります。

ヨーロッパからもたらされたキリスト教。
そして、この土地に古代から息づいていた多神教的な精神。
その二つがただ置き換わったのではなく、木という素材の中で重なり合い、ひとつの芸術へと昇華していました。

赤い岩山の麓で、木に宿った祈りが、静かに時を刻んでいました。

動画:チキタニア:南米ボリビア・アマゾンのミッション聖地巡礼

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