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コンドルを象徴するコンドリリ峰(5648m)
コンドルが翼を広げたように見えることから名付けられたコンドリリ峰は、ボリビア・レアル山群で特に目立ちます。
アンデス山脈の人々にとって、コンドルは天と地を繋ぐ神の使いのような存在です。
アンデス文明の発祥の地であるチチカカ湖の畔に、コンドルを象徴する山があることからも、ここが核心部であることを暗示するようです。
コンドリリ峰は見る角度により、その山容も大きく異なります。ラパス方面から見ると、コンドルを連想することができないほどです。
それでも、標高4200~500mの草原の彼方に突き出る峰を見れば、圧倒されるような美しさです。
ボリビアのレアル山群(”帝王の山脈”)を象徴する名峰です。