目次
モンゴルとは
チンギスハーンの偉大な歴史を持つモンゴルは広大な面積の国土に、多様な景観が広がります。
地平線まで広がる大草原を闊歩する遊牧民の生活、アルタイ山脈の氷河地帯、ゴビ砂漠の夕日など、深い文化や歴史の背景には広大な自然があります。
一般的な観光とは異なる自然深く体感する旅が、モンゴルならではの旅行です。
アルタイ山脈
モンゴル、ロシア、中国、カザフスタンの国境に約900キロ連なるアルタイ山脈は、最高峰ベルーハ(4506m)を中心に、標高4000mを越える山が連なる山脈です。
モンゴル西部ではアルタイ山脈の約600キロが連なるタバンボグド山群が美しく、最高峰フィティン(4374m)を筆頭に、ポターニン氷河と山脈、草原が織りなす大パノラマの風景です。春から初夏にかけては、花が咲き乱れる特に美しい季節です。
アルタイ・タバンボグド国立公園


モンゴルの最大の国立公園で面積は約630,000m²で、平均の標高は約3000m前後す。アルタイ山脈の最高峰であるフィテン峰(4374m)、ナイラムダル峰(4192m)、ブルゲド峰(4068m)、マルチン峰(4051m)、ウルギー峰(4050m)の5つの氷雪峰が聳え、氷河作り出したホルガン湖、ホトン湖やダヤン湖など美しい湖沼もあります。フィテン峰の山麓はポターニン氷河に覆われ、森林限界(1800m)を越えているので大草原の風景が魅力です。貴重な野生動物が生息して、シベリア・アイベックス、マラル鹿、ヘラジカ、雪豹などの希少種が生息しています。さらに、青銅時代の遺跡や岩絵などがあります。


▲ポターニアン氷河
テント泊トレッキング
テント、マット、寝袋、食事は現地でご用意しています。食事はスタッフがご用意します。共同装備などの荷物はロバ、あるいはラクダで運びます。


タバンボグド国立公園:日帰り観光


ホトン湖やホルガン湖や遺跡など、タバンボグド国立公園で最も美しい地域を巡ります。



バガ・トゥルゲン滝ハイキング
森と清流を展望する日帰りハイキングでバガ・トゥルゲン滝へ。道中でカザフ系の遊牧民がいたら写真撮影も可能です。


【モデルプラン】西モンゴル・ハイライト&マルチン峰登頂トレッキング 8~11日間
★ウランバートル発着11日間の旅程です
★日帰りハイキングや観光を省くことで8、9日間に短縮も可能です
1日目:日本→ウランバートル(1350m)→ウルギー(2000m)
ウランバートル着。国内線でモンゴル西部の辺境ウルギーへ(所要約3時間)。専属ガイドとウルギーの町を散策します。
ホテル泊
2日目:ウルギー→ツァガーンゴル(2800m)
専用車でバヤン・ウルギーのシベートハイルハン山地へ。青銅時代の岩絵(ロックペイント)を見学してから、ツァガーンゴル周辺へ。
<別案>ツァガーンゴルからトレッキング開始で約4~5時間歩くときもあります。少し大周りですが、高所順応も兼ねて歩くこともできます。その場合、3日目にベースキャンプ到着して、4日目は高所順応。5日目にマルチン峰に登頂も可能です。
テント泊


3日目:ツァガーンゴル→キャンプ
専用車で5大ピーク展望台へ。
<トレッキング1日目>
タバンボクド国立公園のトレッキング・スタート。
テント泊



4日目:→ポターニアン氷河BC
<トレッキング2日目>
ポターニアン氷河のベースキャンプ(3090m)へ(徒歩約7km)。
テント泊
5日目:マルチン峰(4050m)登頂、あるいはポターニアン氷河ハイキング
<トレッキング3日目>
マルチン峰に登頂、あるいはポターニアン氷河にハイキングも可能です。


6日目:ポターニアン氷河BC→ツァガーンゴル→草原
<トレッキング4日目>
登山口に戻ります。専用車に乗り換え、山上の湖を展望しながら移動
テント泊
7日目:<タバンボグド国立公園観光>
ホトン湖やホルガン湖や遺跡など、タバンボグド国立公園で最も美しい地域を巡ります。
テント泊



8日目:<バガ・トゥルゲン滝ハイキング>
森と清流を展望する日帰りハイキングでバガ・トゥルゲン滝へ。道中でカザフ系の遊牧民がいたら写真撮影も可能です。
テント泊


9日目:<鷹匠:イーグルハンター村訪問>
イーグルハンターの村を訪問します。
午後、ウルギーに戻り、カザフ系遊牧民の民族舞踏などを見学します。
ホテル泊



10日目:ウルギー→ウランバートル
国内線でウランバートルへ
11日目:ウランバートル
帰国の途へ
イーグルハンター(鷹匠)
モンゴル西部バヤン・ウルギー県のカザフ系遊牧民には、今も鷹匠(イーグルハンター)で生計を立てる人々がいます。鷹匠の文化はバヤンウルギー県ではアイデンティティのシンボルでもあります。
乗馬しながらイヌワシを操ることから「騎馬鷹狩猟」を実践しています。キルギスタンやカザフスタンにもイーグルハンターはいますが、その数はごく僅かです。ハンターの数は年々減少しており、約70名のみで、常時ハンターで生計を立てる人数は20名ほどで、騎馬鷹狩猟は衰退する貴重な文化なのです。
カザフ系遊牧民の騎馬鷹狩猟の文化は近代化により急激な変化に晒されています。ソ連の崩壊以降の社会混乱の中で、カザフ・イスラム教の文化も色濃く影響が出るようになりました。
こうした社会の混乱の中で、アイデンティティの復興のために2000年10月から「ゴールデン・イーグル・フェスティバル(騎馬鷹狩猟の祭り)」が開催されるようになりました。
※正確には鷹ではなくイヌワシ(鷲)です。


ゴールデン・イーグル・フェスティバル
2000年10月から始まった鷹匠が集まるお祭りです。アルタイ山脈の人々の誇りともいえるイーグルハンターの文化を継承するために始まったお祭りです。



大草原の旅 ~遊牧民の風景~
モンゴル中心部から東部にかけて、地平線まで続く大草原がどこまでも広がります。
遊牧民の移動式住居「ゲル」
木とフェルトでできた円形のテント「ゲル」はモンゴルの遊牧民の移動式住居です。組立・解体ともに約2時間ほどで完了するテントです。内部の中央にはストーブが据えられ、ベッドやテレビもあります。


ツーリストキャンプと呼ばれる「ゲル」は1~4人の利用が可能で、ストーブや電気も付いています。シャワーとトイレは別棟での利用となります。
ゲル宿泊体験・遊牧民の生活体験
ご希望があれば、遊牧民の生活を体験することも可能です。ゲルの宿泊だけではなく、組み立ての体験や乳製品作りなども手配します。



星空を見るなら、ゲル泊が一番
地平線まで広がる大草原は星空を見るのに最適です。特に新月前後の日には漆黒の夜空に満天の星空を望めるでしょう。
遊牧民の民族音楽「ホーミー」
ホーミーは一人で高音と低音を喉を特殊に振動させることで同時に出し、チベット仏教にまつわる音を発生します。民族楽器「馬頭琴(モリンホール)」は日本でも有名です。
民族音楽のコンサートの手配もしています。
ナーダム祭
モンゴルの夏祭「ナーダム」はモンゴルの革命記念日に開催される伝統文化を残すためのお祭りです。
遊牧民の競技を競うのがテーマで、モンゴル相撲、弓、競馬の3種目が行われます。
世界遺産カラコルム(ハラホリン)


ウランバートルから東南に360km、オゴタイハーンが興したモンゴル帝国の都です。周囲は地平線まで草原が広がります。
イタリアの商人マルコポーロは、この都でフビライハーンに謁見したと言われ、「東方見聞録」にもこの都が登場します。今では大草原にわずかに遺跡が残るだけですが、往時の繁栄を偲ばせる遺物を訪問しましょう。


【モデルプラン①】モンゴル・ハイライト6日間
・遊牧民の生活体験
・ミニ・ゴビ砂漠からウギー湖へ大自然探訪
・テレルジ国立公園での乗馬
・ミニ・ゴビ砂漠でのラクダ乗り体験
・ツェンヘル温泉
・移送式住居ゲル(ユルト)宿泊
1日目:→ウランバートル
ウランバートル着。専用車でホテルへ。
ホテル泊
2日目:ウランバートル→草原でゲル宿泊
チンギスカーン記念碑を訪問。その後、テレルジ国立公園に行き、大草原を展望します。チベット仏教のお寺を訪問し、モンゴル馬の乗馬体験をします。
その後、草原の移動式住居ゲルへ。
ゲル泊
3日目:→ミニ・ゴビ砂漠
ミニ・ゴビ砂漠に移動して、希望があればラクダに乗ることもできます。その後、遊牧民のゲルを訪問して、伝統的な生活を体験しましょう。
その後、草原の移動式住居ゲルへ。
ゲル泊
4日目:→カラコルム→ツェンヘル温泉
モンゴル帝国の都カラコルムへ。チベット仏教のお墓や遺跡を訪問します。
その後、ツェンヘル温泉へ。温泉に入浴してから、宿泊する移動式住居へ
ゲル泊
5日目:→ウギー湖
アルハンガイ県の代表的な湖です。美しい景観の湖は、170種類以上の野鳥が生息し、ハクチョウ、アネハヅル、タンチョウなどが渡りで飛来します。
ゲル泊
6日目:→ホスタイ国立公園
ホスタイ国立公園へ。貴重な野生馬“タヒ”の群れを観察できます。多くて、約400頭もの群れで移動しています。
その後、遊牧民の移動式住居でホームステイします。伝統的な生活を体験しましょう
ゲル泊
7日目:→ウランバートル
遊牧民とともに、ゲル付近を乗馬で散策します。
午後、専用車でウランバートルへ。
8日目:ウランバートル→
専用車で空港へ
帰国の途へ
【モデルプラン②】中央モンゴル周遊8日間
1日目:→ウランバートル
専用車でホテルへ
ホテル泊
2日目:→ウンドゥルシレット
ウランバートル郊外の大草原のウンドゥルシレットへ。遊牧民の生活を体験して、移動式住居ゲルに宿泊します。
3日目:→カラコルム→ツェンケル
モンゴル帝国の都カラコルムへ。チベット仏教のお墓や遺跡を訪問します。
その後、ツェンヘル温泉へ。温泉に入浴してから、宿泊する移動式住居へ
ゲル泊
4日目:→テルヒーンツァガーン
ウランバートルから約590kmにあるテルヒーンツァガーン湖は標高2060mの美しい湖です。透明度の高い全長16kmの湖を散策し、湖畔のゲルに泊まります。
ゲル泊
5日目:テルヒーンツァガーン滞在
ホルゴ火山(2240m)に登り、絶景を展望します。時間があれば船に乗り、湖を巡ります。
ゲル泊
6日目:→ウギー湖→ブルド
アルハンガイ県の代表的な湖です。美しい景観の湖は、170種類以上の野鳥が生息し、ハクチョウ、アネハヅル、タンチョウなどが渡りで飛来します。
その後、ブルド村でラクダ乗りを体験します。
ゲル泊
7日目:→ホスタイ→ウランバートル
ホスタイ国立公園へ。貴重な野生馬“タヒ”の群れを観察できます。多くて、約400頭もの群れで移動しています。
その後、ウランバートルへ。
ホテル泊
8日目:ウランバートル→
専用車で空港へ
帰国の途へ
ゴビ砂漠
南ゴビ砂漠の玄関口は、辺境の町ダルンザドガドです。
ホンゴル砂丘
サハラ砂漠のような砂丘が広がるホンゴル砂丘は、夕日が美しいことでも有名です。砂丘近くのゲルに宿泊すると満天の星も望めます。



バヤンザグ(フレイミング・クリフ)


荒涼とした景色のバヤンザグは、恐竜の化石が見つかったことで有名です。砂丘とは異なる絶景は南ゴビ砂漠のもう一つの名所です。1922年、古生物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースが7000万年過去の恐竜の営巣地と化石の骨格を発見しました。このとき、この発掘場所の風景から「燃える崖」と呼びました。崖は赤い岩石に覆われているため、日没の時には崖は赤い色に変わり、まるで燃えるように見えるからです。
モルツォグ砂丘
ホンゴル砂丘のように、美しい砂丘が連なります。ここではラクダ乗りを体験することもできます。
ヨリーンアム
「鷲の谷」を意味するヨリーンアムは、上昇気流が吹けば鷲が飛来することで有名です。


【モデルプラン】南ゴビ砂漠6日間
1日目:→ウランバートル
専用車でホテルへ
ホテル泊
2日目:→南ゴビ砂漠→バヤンザグ
国内線でダルンザドガドへ。専用車でゴビ・グルバンサイカン国立公園へ。
「燃える崖」バヤンザグを訪問します。砂漠を巡り、夕日の写真を撮り、ツーリストキャンプのゲルへ移動します。
ゲル泊
3日目:→ホンゴル砂丘
ホンゴル砂丘に移動して、絶景を堪能しましょう。ラクダ飼いの家族を訪問し、ラクダとの生活を見学します。
砂丘で夕日を望みましょう。
ゲル泊
4日目:→ヨリーンアム
ヨリーンアムの渓谷へ。緑の谷を歩き、残雪が残るゴルジュを軽ハイキングします。
ゲル泊
5日目:→ウランバートル
国内線でウランバートルへ。
ホテル泊
6日目:ウランバートル→
専用車で空港へ
帰国の途へ
雪豹 ~撮影の旅~
準備中です
お問い合わせフォーム
アンディーナトラベルの問い合わせフォームです。ご希望の旅行先や内容について、お気軽にお問い合わせください。24時間以内にご返信いたします。またフォームが機能しない場合、info@andina-travel.com 宛てにメールをお送りください。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。