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《スペイン旅行》ピレネー山脈トレッキング、バスク地方、サンティアゴ巡礼

カスティーリャ地方:マドリッド

中央高原カスティーリャ・ラ・マンチャ

イベリア半島の中央に位置するスペインの首都マドリッドは、人口約300万人の大都市です。昼夜の気温差が大きく乾燥した大西洋気候で、マドリッドの南にはカスティーリャ・ラ・マンチャの大平原が広がります。「ドン・キホーテ」の舞台でもあるカスティージャ地方は、延々とブドウ畑とオリーブ畑が連なり、赤茶けた荒野には羊が歩く典型的なスペインの風景が広がります。
標高500m前後の高原はメセタと呼ばれる平らな草原地帯です

首都マドリッドの歴史

マドリッドは9世紀にアラビアのイスラム王朝に築かれたのが始まりです。11世紀後半にヨーロッパのカスティーリャ王国のアルフォンソ7世に奪われてから、15世紀にはフェリペ2世により、ハプスブルグ朝スペイン帝国の首都として栄えます。

マドリッドの観光地

スペイン絵画のプラド美術館を始め、中央広場であるマヨール広場やプエルタ・デル・ソルなど、終日観光で丸一日は必要です。
特にプエルタ・デル・ソルから王宮に続く地域は、日本でいえば日本橋に当たる名所です。そして、パリやニューヨークの大通りを模倣したグランビア周辺は、マドリッドを代表する華やかな繁華街です

カタルーニャ地方:バルセロナ

カタルーニャ地方

独自の歴史・文化を持つカタルーニャ地方は、かつてローマ帝国の時代から地中海沿岸部を支配して、カタルーニャ語とともに独立国として発展してきました。肥沃な大地はバレンシアを中心に広がり、ピカソの出身もまたカタルーニャ地方です。
9世紀頃、イスラム教徒がイベリア半島の大半を支配していた時代には、イベリア半島を奪還するためのヨーロッパ人の最後の砦として機能していました

バルセロナ

カタルーニャの州都であるバルセロナは、人口約150万人の大都市です。ガウディのサグラダファミリア教会に代表される奇抜な建築はバルセロナ観光の中心となります。中央通りであるランブラス通りを中心に、サンジュセップ市場やレイアール広場はバルセロナの新市街です。また、ローマ帝国に遡る起源を持つ旧市街ゴシック地区には、壮麗なカテドラルを始め、ピカソ美術館があります。
町を望むモンジュイックの丘は、バルセロナ・オリンピックでメイン会場として開発されたエリアで、市内観光で一息つく展望台として有名です。
アントニオ・ガウディをテーマにバルセロナを巡るときには、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョの建築物を巡ります。

ピレネー山脈

ピレネー山脈は、スペインとフランスの国境部、イベリア半島の付け根のように位置する東西430㎞の山脈です。大陸移動プレートテクトニクスにより、イベリア半島とヨーロッパ大陸が衝突して地層が褶曲されて押し上げられたのがピレネー山脈の山容の成り立ちです。その衝突時の圧力の違いにより、北側のフランス側の斜面は荒々しい花崗岩の岩峰群が連なり、南側のスペイン側は石灰岩による大渓谷を形成しています。
ピレネー山脈には静かで山深い村々と壮大な岩峰群が織り成す絵葉書のように美しい地域が広がります。初夏には花々が咲き乱れ、古い中世の雰囲気を残す村々は眩しいほどに美しいです。壮大な風景を望みながら深い中世の歴史をあちこちに感じることができるのは、ピレネー山脈ならではのトレッキングです。

ブログ記事:中世スペインとアラビア文明の衝突:ピレネー山脈トレッキングの魅力

・日帰りハイキング
スペイン側、またはフランス側の山村をベースに、山岳ガイドが日帰りハイキングにお連れします
・山小屋泊トレッキング
フランス側では、ビニュマール峰の北壁展望または、スペインへ国境を越えるブレッシュ・ド・ローランを越える縦走トレッキングへご案内します。フランス側の名峰ビニュマール北壁を望み、壮大な岩の円形劇場のガバルニー谷へ、そしてローランの裂け目を越えて、オルデサ渓谷へ抜ける山小屋泊まりの縦走トレッキングです

【モデルプラン】

  1. “花と岩の絶景” ピレネー山脈ビニュマール北壁展望とブレッシュ・ド・ロ-ラン縦走トレッキング
  2. ピレネー山脈・日帰りハイキングで巡るアラゴンの里とバスク地方“サンティアゴ巡礼路”

“花と岩の絶景” ピレネー山脈ビニュマール北壁展望とブレッシュ・ド・ロ-ラン縦走トレッキング

ビニュマール北壁展望トレッキング


ピレネー山脈のフランス側の名峰ビニュマール北壁を展望する静かな谷を1泊2日で歩きます。宿泊は絶景の山小屋で1泊します。

ガバルニー谷ハイキング


ピレネー山脈の北側(フランス)は、ピレネー山脈でも派手な山容が広がります。ガバルニー谷は、「円形劇場」と比喩されるような屏風のような巨大な岸壁が広がる大渓谷です。この渓谷を落ちる滝がヨーロッパ最大の滝ガバルニーです。

ブレッシュ・ド・ローラン縦走トレッキング


ガバルニー谷の上の稜線は、かつてフランスとスペインの国境でした。スペインがまだアラビアに占領されていた時代、この峠を越えてヨーロッパ人はイベリア半島の国土復帰運動を行った歴史的にも重大なルートです。稜線の巨だな岩の裂け目「ローランの裂け目」を越えてスペインへ。絶景を望む山小屋で一泊して、ヨーロッパ最大級のオルデサ渓谷を歩きます。

ピレネー山脈トレッキング:モデルプラン

トゥールーズ発/バルセロナ着
1日目:
夜、フランスのトゥールーズ着
専用車でホテルへ
ホテル泊

2日目:
専用車で、ルルドを経由して、ピレネー山脈のコトゥレへ
ホテル泊

3日目:
「ビニュマール北壁展望トレッキング1日目」
午前、専用車でピレネー国立公園のポン・デスパーニュ(1,466m)へ。 ロープウェイ・チェアリフトを利用してから、ハイキング開始。 ゆるやかな道をゴーブ湖畔(1,725m)にそってさらに奥へ歩きます。フランス側のピレネー山脈の最高峰ビニュマール峰(3,298m)北壁を間近に望むウレット小屋(2,151m)へ(徒歩約3.5時間)。
山小屋泊

4日目:
「ビニュマール北壁展望トレッキング2日目」
往路をポン・デスパーニュへと下り、トレッキング終了(徒歩約5時間)。
世界遺産登録のトゥルモース圏谷に立ち寄り、ガバルニー渓谷の周辺へ向かいます。
ロッジ泊

5日目:
「ガバルニー谷ハイキング」
屏風のように広がる巨大なガバルニーの谷を歩きます。ヨーロッパ最大のガバルニーの滝の間近に接近します。
ロッジ泊

6日目:
「ブレッシュ・ド・ローラン越えトレッキング1日目」
早朝、スーツケースをスペイン側に発送します。専用車でタンテ峠(2,208m)へ。タイロン山からザラドゥ峠の山小屋・ザラドゥ小屋(2,587m)へ。その後、フランスとスペインの国境の峠ブレッシュ・ド・ローラン(2,807m)を越えます。スペイン側へ抜けると、オルデサの広大な谷を展望します。オルデサ渓谷を望む展望のゴリッツ小屋(2,200m)へ。
山小屋泊

7日目:
「ブレッシュ・ド・ローラン越えトレッキング2日目」
ゴリッツ小屋から急坂を歩き、ヨーロッパ最大のオルデサ谷を歩きます。オルデサ谷の登山口(1,320m)へ下山。シャトルバスでトルラ村へ。専用車に乗り換えて、ウエスカへ。
ホテル泊
8日目:
早朝、専用車でバルセロナへ(約4時間ドライバーのみ)。バルセロナ着。
午後、バルセロナ市内観光(日本語ガイド)。世界遺産のサグラダファミリア(下車)を訪れます。
夜はフラメンコ・ショー(日本語ガイド)を楽しみます。
ホテル泊

9日目:
午前、専用車で空港送迎

ピレネー山脈・日帰りハイキングで巡るアラゴンの里とバスク地方“サンティアゴ巡礼路”

ピレネー山脈の小さな村に滞在:日帰りハイキングで巡るアラゴンの里

ピレネー山脈のスペイン側で、小さな村に滞在しながら、日帰りハイキングを楽しみます。雄大な山脈や渓谷の展望を楽しみながら、古い歴史や、農村の牧歌的な風景を見ながら歩きましょう。ツアーはバルセロナ発着、またはバルセロナ発、バスク地方で旅を締めくくるプランも作れます。
・バルセロナ発/ピレネー山脈/バルセロナ着
・バルセロナ発/ピレネー山脈/バスク地方着

モデルプラン

バルセロナ発/ビルバオ着
1日目:
午後、バルセロナ着
専用車でホテルへ
ホテル泊

2日目:
専用車またはバスで、ピレネー山脈のウエスカ、アインサ、パンティコサ、またはハカへ
ホテル泊

3日目:
「ピレネー山脈ハイキング」
朝、トレッキング・ガイドと合流して、ピレネー山脈を歩きます
ホテル泊

4日目:
「ピレネー山脈ハイキング」
朝、トレッキング・ガイドと合流して、ピレネー山脈を歩きます
ホテル泊

5日目:
専用車とバスを乗り継ぎ、バスク地方のサンセバスチャンへ
ホテル泊

6日目:
「サンティアゴ巡礼路ハイキング」
サンティアゴ巡礼路の一部は、バスク地方も通っています。トレッキング・ガイドとともに、牧歌的な農村や海や山を望みながら、バスク地方の風景を楽しみます。昼食はバルか食堂で食べます。
ホテル泊

7日目:
朝、専用車でビルバオ空港へ

スペイン南部:アンダルシア地方

アンダルシアとは

フラメンコ、闘牛、白亜の村など、スペインのイメージを最も体現した地域がアンダルシア地方です。スペイン南部という地理的な条件から、イスラム教の支配は8世紀から800年に渡りました。この時代に建設されたのがコルドバのメスキータ、グラナダのアルハンブラ宮殿です。
アンダルシア地方の終身となる都市はセビーリャ、観光で基点となるのがグラナダとコルドバです。

アンダルシアの白い村とシエラネバダ山脈

アンダルシア地方のシエラネバダ山脈の山麓には、白い村が点在する美しい地域です。かつてスペイン王国に敗れたイスラム教徒の残党が隠れたと言われる「アルプハラ」を始め、ポケイラ渓谷のカピレイラ、パンパイラ、生ハムの産地としても有名なトレベレスなど、小さな白い村がいくつもあります。トレッキングで村々を巡るのもお勧めです
また、標高2500~3000mのシエラネバダ山脈には、美しい山小屋がいくつもあります。山小屋泊で縦走トレッキングも、地元の山岳ガイドがご案内します。

グラナダ

シエラネバダ山脈の山麓の古都グラナダは、かつてイスラム教の都として栄えました。その時代の遺産がアルハンブラ宮殿です。当時の建築技術を粋を集めたといわれる木造建築の宮殿でした。人口30万人のグラナダは、一日あれば名所をくまなく巡れます。アルハンブラ宮殿を一望する斜面にひしめく白壁の地区は、アルバイシンです。グラナダ最古の家が今も残る旧市街で、迷路のような狭い街路が広がります。アルバイシンの一角は「サクロモンテの丘」として有名で、流浪する民族・ロマ族の洞窟住居でのフラメンコ・ショーも有名です。

セビーリャ

ローマ時代から栄えたエビーリャは、その後西ゴート族、イスラム教徒のアラビア王朝も都としたスペイン随一の古都です。アラビア王朝のモスクの上に1世紀かけて建設されたカテドラルと平ル打の塔は、セビーリャ一の名所です。この教会にはコロンブスの墓もあり、かつて新大陸発見の時代に好景気に沸いた往時をしのばせます。
アラビア時代の城塞をスぺイン王国が改修して使用したアルカサルや、ユダヤ人街の白い街並み、そして新大陸の征服者コロンブス、マゼラン、エルナン・コルテスの自筆文書が残るインディアス古文書館など、歴史にまつわる遺物が多く残ります

コルドバ

イスラム教によるアラビア王朝が都としたコルドバは、当時のイスラム世界の中心地として栄えました。長いイスラム教による支配の時代、アラビアのウマイヤ朝はコルドバをバグッダド以上の首都に定めて、巨大なモスクを建設します。そのモスクがメスキータです。ヤシの木の森を模した「円柱の森」は1000本以上の柱で支えられた大広場はアラビアのオアシスを模しています。その後、スペインにより奪回されてから、メスキータはキリスト教の教会として改修されて現在に至ります。
メスキータ周辺には、美しい白亜の町が今も残ります。ユダヤ人街と呼ばれる地域で、イスラム教の時代は宗教による差別もなく、他宗教にも寛容だったイスラム時代の象徴と言えるでしょう

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