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写真集『アルパカ』|アンデスの民と生きる|松井章

アルパカと人、時空を超えて


愛らしい顔つきのアルパカは、そのモフモフとした姿とは裏腹に、ときにおじさんのような表情を見せたかと思えば、シリアスで哀愁のある一面をのぞかせることもあります。
私がアルパカに強く惹かれたのは、厳しい生存競争の世界には似つかわしくない、その繊細でアンバランスな雰囲気によるものだと思います。

標高4000メートルを超えるアンデス高原〈アルティプラーノ〉の過酷な自然環境の中で、彼らが選んだのは、アンデスの民とともに生きる道でした。毛や荷役といった実利的な側面を越えて、アルパカとリャマは人々の生活の一員であり、信仰とも深く結びついています。

途方もない時間の積み重ねの末に、アルパカは人と神をつなぐ存在として見なされるようになりました。

本写真集『アルパカ』では、ボリビアとペルーで撮影したアルパカとリャマの姿に加え、彼らが生きる壮大なアンデスの風景も収録しています。
ページをめくることで、アルパカと人々がともに生きる日常や、過酷でありながら豊かな高原の空気を、ゆっくりと辿ってもらえたらと思います。

収録内容/仕様

ボリビアとペルーで撮影したアルパカとリャマの姿、そして標高4000メートルを超えるアンデス高原〈アルティプラーノ〉の風景を収録。
アルパカと人々の暮らし、そして背後に広がるアンデス山脈を一冊にまとめています。

仕様
判型:_/ページ数:72ページ

購入・閲覧案内

本写真集『アルパカ』は、写真展会場にてご覧いただけます。
会期中は会場にてお求めいただけるほか、ネットショップからも購入できます。
本写真集に関する詳細情報は、本ページにて随時更新のうえご案内いたします。

[ご案内]
写真集は、現在鋭意制作中です。
・販売開始は、写真展「アルパカ」の初日の4月17日を予定しています。
・価格等の詳細は、決まり次第、本ページにてお知らせいたします。

ネットショップ

ネットショップ→ https://andina.stores.jp/

4月17日~:松井章 写真展「アルパカ ~アンデスの民と生きる~」

4月17日~23日、富士フォトギャラリー銀座で開催する写真展です。

アルパカとは

アルパカ


アルパカは、主に被毛を分かち合う存在として、人の暮らしと結びついてきました。寒冷なアンデス高原に適応したその毛は高い保温性を持ち、衣服や織物となって、日々の生活を支えてきました。
毛に覆われた愛らしい顔立ちに、やや短い首と羊ほどの体長を持つ姿が、アルパカならではの特徴です。

リャマ


リャマは、かつて荷を運ぶ存在として交易を支えてきました。警戒心の強い性質から、放牧の場ではアルパカを外敵から守る役割も担ってきました。また、その毛はロープや敷物、粗織りの織物などに用いられています。
長い首と引き締まった体つき、そして凛とした佇まいが特徴です。

ビクーニャ


ビクーニャは、標高4500〜5000メートルの高原に生きる野生種です。非常に細く柔らかな被毛は極めて希少で、古くは「皇帝の繊維」と呼ばれました。一時は乱獲により頭数が激減しましたが、近年は保護を受けて回復しつつあります。体は小型で細くすらりとして、繊細で臆病な性格が、その佇まいにも表れています。

松井章写真事務所

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