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風景写真家・松井章のブログ

乾季ボリビア・ウユニ塩湖:塩の大平原の奥地の幻想的な風景

乾季ボリビアのウユニ塩湖へ

ウユニ塩湖といえば雨季が注目されてしまうが、乾季は欧米人に非常に人気のある季節です。

乾き切った塩の大平原が地平線まで続き、まるで同じ世界と思えないような青空の「青」と塩の「白」だけの世界を何時間も疾走する。
サングラスがなければ雪目になってしまうほどに、標高3800mの太陽の光は強烈に反射する。

数時間ほど何もない塩原を走ると、蜃気楼に浮かぶ幻の島もあったりするが、遠くに徐々に島が見えてくるでしょう。この島「インカワシ島」は古くから聖なる島として崇められていました。
島はびっしりとサボテンに覆われている。

インカワシ島に上陸して高台に登ると、果てしなく真っ白に広がるウユニ塩湖を望めるだろう。

雨季は冠水しているが、乾季はウユニ塩湖の奥深くまで入り込める。

乾季のウユニ塩湖ならではの魅力は、黄昏や黎明の時間帯の色彩変化にもある。陽が地平線に没した時間、あるいはいま陽が昇ろうとする前の時間は、世界は静寂に満ちて、光の色温度は魔術的に変化する。

濃紺・紫・橙色に、薄闇に浮かぶ塩原と空は微妙な色彩で変化していく。
少し目を離してしまうと見逃すような微細な魔術的な瞬間なのだ。

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