Loading

PHOTO-BLOG

インカトレイル・トレッキング③:ペルー・アンデス山脈と古代遺跡の絶景を歩く

トレッキング4日目:壮大な遺跡群を歩く

トレッキング最終日は、夜明けに前に起きて、朝日を待ちたいところです。

稜線のキャンプは、インカトレイルで最も展望の良い立地だからです。
ビルカバンバ山群の最高峰サルカンタイ峰(6264m)とウマンタイ峰(5459m)が朝日に照り輝く瞬間は、プユパタマルカにキャンプしなければ望めない特別な展望です。

朝日と氷雪の峰々を望みながら朝食を食べて、いよいよトレッキング最終日の始まりです。

意気揚々とスタッフ達も出発します。
キャンプの真下にあるプユパタマルカ遺跡を見学しながら、少しづつ標高を下げて森の中へ。ここからは山の展望はなくなり、森の中を遺跡見学しながら歩きます。

ここまで来ると、古道の出来はさらに堅固なのとなり、当時の職工たちの執念が伝わってきます。たとえ行く手に大きな岩があったとしても、道は避けることなく、巨岩を階段状に削りながら道は進みます。インカ時代の人々の頑固さをきっと感じることでしょう。

密林に埋もれて、まだ発掘されていない遺跡が顔を覗かせている部分もあります。マチュピチュ遺跡も含めて、まだ当時の遺跡の全容は掴めていないのです。


“太陽の畑”を意味する日当たりの良い斜面の「インティパタ遺跡」も、全容が掴めない巨大遺跡の一つで、密林から一部だけ顔を出しています。
遺跡内の階段を歩き、インカトレイルをさらに奥へ。

お昼前に到着するのが「ウィニャイワイナ遺跡」です。
遺跡を見学する前に昼食を食べて、いよいよ最後の「ウィニャイワイナ遺跡」を見学します。見事な段々畑は半円状に広がります。遺跡の段々畑は下は森に覆われていますが、谷底まで続く巨大な遺跡です。

ウィニャイワイナ遺跡の見学後、いよいよインカトレイルの最後の部分です。最後は、じわじわと登る石段を一歩一歩登ります。ストーリー性までも考えて作られたインカトレイルでは、この最後の登りで景色を見せないのも一つの仕掛けなのかもしれません。

石段のかなたに「門」が見えてきたら、インカトレイルのゴールも間近です。「太陽の門(インティプンク)」をくぐると、目の前にマチュピチュ遺跡が現れます。
4日間かけて歩いた末に現れるマチュピチュ遺跡は感動的で、ときに涙を流す人もいるほどです。

「太陽の門」から望むマチュピチュ遺跡の背後には、巨大なワイナピチュ峰も見えます。「太陽の門」からマチュピチュ遺跡までは、感動の余韻にひたりながら、約40分ほど歩き、トレッキングは終了となります。

この日はマチュピチュ遺跡内に入る時間はありませんので、シャトルバスでマチュピチュ村へ下ります。

先に到着したポーター達が、荷物をホテルに届けているはずです。

4日間のテント泊トレッキングの達成感とともに、まずはシャワーを浴びて、ビールを飲みたいところです。
マチュピチュ村は標高2400mで低いです。インカトレイルで慣れた体には高山病の恐れもないので、ビールの味も格別でしょう。

関連ページ

マチュピチュ遺跡とインカトレイルを堪能するペルー旅行『 7つのポイント』... 峻険な渓谷を見下ろす、天空の遺跡マチュピチュとは 峻険な岩山の尾根を覆うように建設されているマチュピチュ遺跡は、コンドルのように空から見なければ発見することができない、まさに“空中都市”です。 “空中都市”マチュピチュがハイラムビンガムに発見されたのは1911年でした。 その発端は、付...
マチュピチュ遺跡の展望ポイント:石切り場... 「失われた都市」マチュピチュ遺跡 「空中都市」とも呼ばれるマチュピチュ遺跡は、アンデス高原とアマゾンの中間に位置する。標高2400mの尾根に建設された遺跡は、山麓からは全く見えず、欧米の探検隊の侵入を阻んでいた。その隠された都市もかつては山麓から標高差約400mに渡り、高さ3mの段々畑が延々と...
ワイナピチュ峰からマチュピチュ遺跡の全貌を望む... マチュピチュの背後に聳えるワイナピチュ峰をよく見ると、断崖の上部は遺跡で覆われているのが分かる。 巨大な宗教施設であるマチュピチュにとって、ワイナピチュはご神体のような存在なのだろう。 ワイナピチュ峰は標高差約300mを登ることになる。直登なので見た目ほどには山頂まで時間はかからない。 ...
マチュピチュ遺跡のシンボル:ワイナピチュ登頂ハイキング... マチュピチュの背後にそびえる“ワイナピチュ”峰。 山頂まで続くインカ時代の石組みを見ながら、階段状の急坂を登ります。 防塁のような石組みと段々畑を登るにつれて、マチュピチュが眼下に現れ、その周りをぐるりと囲むように流れるウルバンバ川の大屈曲部も望めます。 山そのものがご神体であった...
ペルー・インカの古都クスコを満喫する「5つのポイント」... マチュピチュ遺跡への基点:クスコ 標高3400mに位置する、インカ文明の古都クスコは、南米の中で最も魅力のある町の一つです。 丁度良い規模の町にぎっしりと魅力が詰まっているところが、他の中南米の“古都”とは一味違うところでしょう。 マチュピチュ遺跡への通過地点として、クスコを急ぎ足で通...
マチュピチュ遺跡へ歩く:インカトレイル・トレッキング... 世界的な人気を誇るトレッキング・ルート:インカトレイル インカ時代の古道を歩き、マチュピチュ遺跡へ3泊4日のテント泊トレッキングで目指す「インカトレイル・トレッキング」は世界的に人気のコースです。 欧米では、世界で最も歩きたいトレッキング・コースの一つとして必ず挙げられるほどに有名なルートで...

インカトレイル・トレッキング②:ペルー・アンデスの古代遺跡を歩く

南米の伝統料理:エンパナーダ(ミートパイ)

関連記事

  1. ペルー・マチュピチュ遺跡のモデルプラン:8~10日間

    2015.11.28
  2. サンクチュアリ・ロッジを基点にマチュピチュ遺跡を歩く

    2015.08.03
  3. マチュピチュを歩いて感じる旅①

    2012.03.28
  4. ペルー・ブランカ山群のワイラス回廊とアンデス山脈

    2014.02.06
  5. 雲間から現れるチョピカルキに舞うコンドル

    2015.07.09
  6. マチュピチュ遺跡のシンボル:ワイナピチュ登頂ハイキング

    2015.03.11
2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
パタゴニア

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP