Loading

風景写真家・松井章のブログ

登山の服装:インサレーション編「ダウンセーター」


パタゴニアとアンデス山域の気候的な特徴は、一日の中に寒暖の差が大きくあることです。
晴れているか曇っているかで、気温も大きく異なります。

分厚いアウター一枚よりも、重ね着で細目に脱着することが重要なのは、前回の「ベースレイヤー」編で紹介しました。

ミッドレイヤーとしてフリースを着て、それでも寒いことはよくあります。
その時に、アウターとしてインサレーション(インナーダウン)=パタゴニア・ダウン・セーターを出せると便利です。
分厚いダウンはかさばりますが、インナーダウンはコンパクトに収納できます。

たとえば、トレッキングであればキャンプ地に着いてからの休憩の時、あるいは夜明けや日没を待つ時間帯など、
主に体を動かさない時に重宝します。
4WDでウユニ塩湖やアタカマ高地をオーバーランドする時には、車外に出る時に重宝するでしょう。

どちらにせよ、体を動かしている時にインナーダウンを着ていては汗をかくので、「屋外で動かない時」に使用する頻度が高いです。
そして、アンデス山域では、ダウンを着るほど寒い時期は、総じて「乾燥」しています。
パタゴニア

そう考えると、パタゴニアとアンデス山域でダウンに求められるのは、「携帯性」と「保温性」です。

私が10年ほど愛用しているのは、patagoniaのDown Sweaterです。
生地も強く、藪の中で枝にこすれても、そう簡単には破けないものです。


上記のダウンは、まだまだ使用できますが、下記のフード付きも買いました。
パタゴニアとアンデス地域では、「動かない時」に着ることが多いので、フード付きの方が保温性が高いので気に入っています。

登山の服装:ベースレイヤー編「メリノウール」

ヒマラヤ・エベレスト展望トレッキング:ナムチェへ

関連記事

  1. 海外トレッキングの道具:車輪付ダッフルバッグ

    2014.02.02
  2. テント泊トレッキングの装備③:ナイフ

    2014.12.21
  3. トレッキング・登山に最適:パタゴニアの2つのレインウェア

    2017.04.13
  4. 海外トレッキングや秘境で活躍する「ダッフルバッグ」とは

    2018.04.02
  5. 映画『ダートバッグ:フレッド・ベッキーの伝説』の熱量

    2018.03.28
  6. テント泊トレッキングの装備:テルモスと耐熱性ボトル

    2014.01.26
パタゴニア
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

  1. 館山城の桜

    2024.04.11

アーカイブ

PAGE TOP