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アンデス山脈を巡礼する/ペルー・ボリビアの原風景


南米大陸で巡り合わせた風景は、空も山も大きくて、人の存在は圧倒的に小さいものだ

日本の風景や生活に“渇望”される何かが、南米の風景には秘められているのだろうか。その曖昧模糊な乾いた無意識が、異次元的なスケールと麗しい生命の営みが織りなす南米的な風景に惹きつけられるのかもしれない。

ペルー中部のアンデス山脈には、南米の中で最も美しく壮麗な山々が集中している。

ペルーのスイスとも言われる町「ワラス」は、5000-6000m峰が連なる「ブランカ山群」と「ワイワッシュ山群」の基点となる町だ。ワラスの町からは、ペルー最高峰ワスカラン峰(6768m)を間近に望む。大地の恵みの象徴的な山が町の横に鎮座している。

山麓に暮らす多くの人々の生活は今もなお、山から流れ出す恵みが生活・農業の生命線だ。そして、思いのほか人が多く住むことに気付くだろう。それだけの生活を養う恵みをもたらすほどに、アンデス山脈は豊穣なのだ。
その大地の恵みを最大限に活かして共生する仕組みは、インカ文明、そしてインカ以前から営々と受け継がれた文化が築き上げた知恵の結晶なのだ。古代から受け継がれたキヌアやルピナス、ジャガイモの畑が、山麓の斜面をパッチワーク状に彩る。

壮麗な氷雪をまとう峰々を背景に、アンデスらしい生命の営みや自然の摂理をいくつも垣間見ることができる。

太平洋から流されて来る入道雲と青い空、収穫期を迎え金色に輝くキヌアの畑、カラフルな民族衣装をまとう先住民ケチュア族の人々。アンデスらしい要素が凝縮した風景が広がる。

そんな風景を見るのであれば、ワラス周辺のブランカ山群だけではなく、クスコ近郊で言えばアウサンガテ山群やウルバンバ山群、チチカカ湖で言えばレアル山群などもある。

アンデス山脈の“天蓋”とも呼ぶべき場所を訪ねることは、アンデスの神様に会いに行く巡礼のような旅なのだ。
●エリア紹介(ペルー):ワラス/ブランカ山群&ワイワッシュ山群
●モデルプラン:モデルプラン集

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