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風景写真家・松井章のブログ

インカトレイルの魅力① スタート地点~ワルミワニュスカ峠

マチュピチュへ3泊4日のトレッキングで行くインカトレイルは、年々人気が増しています。世界中からトレッカーが来ますが、入山規制は非常に厳しく1日200人に限定されています。この入山許可証が、5ヶ月前には完売するほどの人気です。
インカトレイルをご希望の方には、なるばく早い予約をお勧めしています。現在ではすでに9月下旬までほぼ完売となっています。
年間数万人も押し寄せても入山を規制しない富士山とは違い、入山人数だけではなく、環境にも配慮して厳しく規制しています。
今日は、そのインカトレイルの初日から2日目の中盤までの写真をご案内します。最初の2日間は、民家も点在する生活道を中心に歩きます。遺跡の数とインカ道の精度は、マチュピチュに近くなるほどに増していきます。ワルミワニュスカ峠への行程が最もハードとなります。インカの遺跡が表れ始めるのは、この峠を越えてからです。
歩行時間や標高差もあるので、日本での十分なトレーニングをお勧めします。ご出発までのトレッキング相談も喜んでお受けいたします。アウトドア・ツアー、特にトレッキングを専門とする弊社に、ぜひ手配をご依頼ください。
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インカトレイルに同行するスタッフ。ガイド、ポーター、コックなどが同行します。弊社が手配する現地ポーターは、近郊のミスミナイ村の村民です。常に同じ村からスタッフを雇用すること、そして周辺在住の先住民を雇用することで、地元経済の安定に一役買っています。また、常に同じ村のスタッフが来るので、顔の見える信頼関係を築いています。
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スタート地点、82km地点。標高は約2,700m。
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生活道を歩く
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マチュピチュへ向かう鉄道の線路の近くを歩きます。線路の反対側には小さな遺跡があります。
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リャクタパタ遺跡。1日目に見る最も規模の大きな遺跡です。ここからいよいよインカトレイルの本番です。この遺跡から奥は、スペイン人さえも発見しなかった地域で、インカ時代の遺跡が今もそのまま残っています。スペイン人の破壊の痕跡のない遺跡を見れるのは、インカトレイルを歩く方だけの特権です。
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振り返ると、ウルバンバ山群・ベロニカ峰が見えます
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ダイニング・テント。この中で、朝・昼・晩の食事をお召し上がりいただきます。
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トイレ・テント
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トイレ・テント内。ポータブルな携帯トイレを使用します。
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2日目は、樹林帯を抜けて、ひたすら登ります。もっともハードな日です。
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峠手前で、少し早目の昼食。生活道はここまでです。これ以降は、インカ道となり、入山許可証がなければ地元の人も入れない地域となります。
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ワルミワニュスカ峠を見上げる。2日目は、3,000mのキャンプ地から峠まで、約5時間は登りとなります。
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ワルミワニュスカ峠(標高4224m)から1日目のキャンプ地ワイリャバンバをはるか下に望みます。
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峠を越えてパカマヨ・キャンプへ。

雨季・ウユニ塩湖の「塩のホテル」

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