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ギアナ高地

地球の大陸移動(プレートテクトニクス)回転の軸に位置すると考えられているギアナ高地は、6億年前から移動することなく、南米大陸の北端・ベネズエラ南部に位置します。
20億年前に堆積した砂岩からなり、カルスト化した地層が崩れることで、巨大な縦穴や、テーブルマウンテンが生まれました。
先住民ペモン族が「テプイ」と呼ぶテーブルマンウテンの数は100以上にのぼり、今も人跡未踏の地域が多いです。
垂直に切り立つテプイの絶壁が山上と下界の交流を妨げて、山上の生物は独自の進化を遂げました。テプイそれぞれで独自の進化を遂げていることから、現在でも新種の植物が発見されています。ギアナ高地で確認されている植物は4000種で、その中の75%が固有種です。
特に多いのが、パイナップル科の原始植物です。山上の地層は水はけが良く、極端に多い雨に常に洗い流されるために、栄養分のある土が不足しています。この植物に不利な条件に適応して、モウセンゴケやミミカキグサ、ヘリアンフォラなど、食虫植物が多く生息しています。
 

厳しい自然条件

ギアナ高地の地形は、大きく3つに分けることができます。

①熱帯性ジャングル

ギアナ高地の大半を占めるのが熱帯性のジャングル地帯です。カリブ海から流れ込む流れ込む湿った空気の影響で、ギアナ高地の雨量は年間を通して非常に多いことから、ジャングルが発達しました。常にジャングルの上空には雲が浮かぶことで、衛星からも地形を把握することが難しく、「地球最後の秘境」と{呼ばれることもあります。ギアナ高地の標高は600mほどの高さにあることから、ジャングルでも夜間は冷え込み、海岸沿いのような異常な蒸し暑さはありません。ジャングルの川の色は、全て赤く染まっています。これは植物から染み出たタンニンによります。ギアナ高地のジャングルの川の色は赤いのが普通です。

②サバンナ地帯

東部にあるロライマ周辺には、グラン・サバナと呼ばれる乾燥したサバンナ地帯が広がります。この大草原は、約1000年ほど前に先住民ペモン族がジャングルを焼き始めたことで形成されたと言われています。ギアナ高地といえばジャングルをイメージしますが、ロライマ西部には、広大な草原が広がります。

③テプイ

テプイの山上では、下界とは全く世界が異なります。植物が極端に少なく岩石が露出した荒涼とした景色が広がります。雨量はとても多く、天候の変化が非常に激しいです。ギアナ高地のテプイ山上には、浸食より生成された奇岩が多く、動物の形をした岩などもあり、下界とは全く違う異界が広がります。
 

カナイマ国立公園

ギアナ高地の中心の大部分を占めるカナイマ国立公園の面積は、四国の約1.6倍です。有名な観光は、アウヤンテプイ山中のエンジェルフォールと東部のロライマです。その他にもチマンタ山塊やサリサリニャーマ、最高峰のネブリーナ山、そして未開のテーブルマウンテンが、ギアナ高地には多数あります。

エンジェルフォール観光とロライマ・トレッキング

 

エンジェルフォール

エンジェルフォール

ギアナ高地を代表する世界最大落差の滝エンゼル・フォール(979m)は、アウヤンテプイから流れ落ちています。カナイマ村からボートで半日上流に移動したところにあります。ボートは川の水量が多い時期だけ通れるので、6月~12月(雨季~乾季の始め)、エンジェルフォールの近くへ行くことができます。
 
日帰り、又は1泊2日で行くことができます。1泊2日のプランでは、滝のすぐ近くにある小屋で1泊します。翌朝、ジャングルの中を1時間ほど歩いて展望台へ行きます。

カナイマ

エンジェルフォール観光の基点となる村です。美しいラグーン沿いにあり、いくつもの滝が付近に流れ込んでいます。ギアナ高地で最も美しいビーチです。

アウヤンテプイ

エンジェルフォールが流れ落ちるアウヤンテプイは、ギアナ高地のテプイ(テーブルマウンテン)の中でも最大規模の大きさです。頂上台地の面積は東京23区よりも大きく、この山も独自の生態系で生物は進化しています。乾季の始めには花が多く咲くことでも有名です。
《エンジェルフォール》

《カナイマ・ラグーン》
エンジェルフォール

エンジェルフォール展望ショート・ハイキング

エンジェルフォール直下の展望台へは、基点のカナイマ村から、日帰り、又は1泊2日で行くことができます。1泊2日のプランでは、滝のすぐ近くにある小屋で1泊します。ボートは川の水量が多い時期に通れるので、6月~1月(雨季~乾季の始め)、エンジェル・フォールの近くへ行くことができます。「ギアナ高地・エンジェルフォール遊覧飛行」では、見れる時間がわずかなので、直下の展望台へ行くのがベストです。

 
日帰りのツアーでは、早朝出発となりますが、夕方にカナイマに戻れます。

エンジェルフォール

エンジェルフォール遊覧飛行

カナイマ発着のセスナ機(あるいは双発機)での遊覧飛行です。サンタエレーナからカナイマに移動する際には、遊覧飛行料金を追加することでエンジェルフォール遊覧を可能です。ギアナ高地の天候は急変するのでフライトが中止になることもあります。

また、カナイマ発着の遊覧飛行の手配も可能です。午前中にカナイマで遊覧飛行をして、お昼の便でカラカスへ戻れます。
※サンタ・エレナ/カナイマ間のアクセスは空路のみです。

  PAGETOP
エンジェルフォール

カナイマ周辺散策

エンジェルフォール観光の基点となるカナイマ村には、周辺にいくつも滝があります。サポの滝では、流れ落ちる滝の裏側を通ることもできます。また、近くに先住民の村があるので、訪問することも可能です。ギアナ高地の基点となるカナイマでも、ギアナ高地ならではの自然体験をご用意しています。半日~終日まで滞在期間に応じてツアーをアレンジいたします。


 

ロライマ・トレッキング

ロライマ

ロライマ(2810m)は、1000m以上も切り立つ絶壁に囲まれて、ロライマ上空からは陸に浮かぶ軍艦のようにも見えます。数世紀に渡る探検家による探索により、頂上に上がるルートが発見されて、ギアナ高地・トレッキングで利用されています。

水晶の谷

山上の台地には、水晶が一面に落ちている「水晶の谷」や「水晶の池」があります。台地の北東部には、ベネズエラ・ブラジル・ガイアナの3国の国境が交わるトリプル・ポイントがあります。

特異な植物群

植物は、パイナップル科の原始植物をはじめ、食虫植物が多く、その下界とは違う植物の異形に驚きます。
動物では、跳べないカエル(オリオフリネラ)が生息することで有名です。原始的なカエルで、水かきがなく、泳ぐことも跳ぶこともできない。卵から孵化するときには、オタマジャクシにならずに直接カエルになります。このカエルが生息するのは、ロライマと隣のクケナン、2つのテプイだけです。ギアナ高地の各テーブルマウンテンに、多くの固有種が生息しています。
そして、19世紀の探検家の報告に感動したアーサー・コナン・ドイルは、ロライマを舞台にしたSF小説「失われた世界」を執筆しました。

現地で用意するキャンプ設備 

トレッキングのキャンプでも快適な滞在をするために、キャンプ設備はポーターが全て運びます。
※共同装備は全てポーターが運びます

ベテランのトレッキング・ガイドがご案内します。

フアン・カルロス・ラミレス
20年以上に渡り、ギアナ高地を紹介し続ける。数多くのエクスペディションに参加、ディスカバリー・チャンネルなどテレビ番組のコーディネートにも多く関わってる。

フェリックス・メディーナ
エコツアーのガイド歴は30年に達するベテラン・ガイド。生物学の専門的な知識を活かして、ギアナ高地の山域にご案内します。


レイメル・ロドリゲス
ガイド歴10年。ギアナ高地山域の登山・トレッキングを始め、アウトドア・ツアーのガイドを広く務める。人懐こい笑顔ながら、頼れるガイドです

アントニオ・レイチェル
ガイド歴20年。トレッキング・ガイドの傍ら、ギアナ高地山麓の先住民との交流や理解にも力を入れています。写真撮影の技術にも定評がある。
トレッキング・プログラム

テント泊トレッキング(最少催行人数2名)

往復トレッキング (スタンダード・プラン)

往路・復路ともに徒歩でロライマを往復します。山上ではベースキャンプを設営して付近を歩きます。最短で5泊6日のトレッキングとなります。
ロライマ山上での滞在日数を1日増やして、7日間にするとより余裕のある日程でトレッキングができます。
 
※弊社のトレッキングは、全て専属トレッキング・ガイド同行の貸し切りトレッキングです。欧米人のグループに入る「混載ツアー」は弊社では手配しておりません。
※荷物は、先住民のペモン族がポーターとして運びます。
トレッキング・プログラム

ヘリコプター遊覧飛行+着陸(最少催行人数2名)

ヘリコプターでロライマ山上に上がります。山上では2時間ほど滞在(天候次第)して、往復します。
※ヘリコプターのチャーターは非常に高額です。1機チャーター/1フライトで、約3,000~4,000ドル前後の費用が必要です。
※着陸無しで、遊覧飛行のみ(所要約40分)にすると、料金を大きく安くすることができます。
トレッキング・プログラム

ヘリ・トレッキング(最少催行人数2名)

ヘリ・トレッキング① (往路:ヘリ、下山:徒歩)
 
ヘリコプターでロライマ山上に上がります。山上ではベース・キャンプを設営して、そこを基点に数泊しながら、水晶の谷や展望台などを歩きます。下山は徒歩で2日間かけて、パライテプイ村へ下ります。山上に何泊するかにより、トレッキング日数が決まります。ギアナ高地・ロライマ・トレッキングでは、最も人気のあるコースです。
 
※トレッキング日数のお勧めの期間は、山上滞在時間を増やして5日間か6日間です。最短で4日間のトレッキング可能です。
 
 天候の変化に、ヘリの運行も影響されやすいので、予備日としても5日間か6日間のトレッキングをお勧めいたします。
 
※ヘリの発着地点は、サンタ・エレナ、サンフランシスコ・デ・ユルアニ、パライテプイのいずれかになります。
 
※ヘリコプターのチャーターは非常に高額です。1機チャーター/1フライトで、約3,000~3,500ドル前後の費用が必要です。
 
  ヘリ・トレッキング② (往路:ヘリ、復路:ヘリ)
往路・復路ともにヘリコプターを使います。ベースキャンプを設営して付近を歩きます。
※トレッキング日数のお勧め期間は、山上滞在時間を増やして2日間か3日間です。最短で日帰り(付近散策はわずか)も可能です。
 
※ヘリコプターのチャーターは非常に高額です。1機チャーター/1フライトで、約3,000~3,500ドル前後の費用が必要です。往路・復路ヘリ利用の場合には、2回チャーターしますので、大変高額になります
Expedition

ロライマ縦断トレッキング (最少催行人数3~4名)

ロライマ縦断トレッキング (往路:ヘリ、下山:徒歩)
ヘリコプターで、ロライマ北端に着陸して、縦走トレッキングを開始します。3国の国境地点(トリプル・ポイント)を通り、2つの水晶の谷を巡ります。ロライマを北東部から南西部に縦断して下山します。ギアナ高地・ロライマ山のトレッキングで最もこだわりのコースです。
※トレッキング日数のお勧めの期間は、山上滞在時間を増やして6日間か7日間です。最短で5日間のトレッキング可能です。
 天候の変化に、ヘリの運行も影響されやすいので、予備日としても6日間か7日間のトレッキングをお勧めいたします。
※ヘリコプターのチャーターは非常に高額です。1機チャーター/1フライトで、約3,000~3,500ドル前後の費用が必要です。
※上級者向けのコースです。
※各おすすめ地域の情報は、オーダーメイドの旅行を作るための参考例です。お客様のご希望に合わせて自由自在にアレンジ致しますので、まずお気軽にお問い合わせください。